韓米首脳が電話会談　米国人解放など意見交換

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は９日、米国のトランプ大統領と電話で会談した。

　会談は午後１１時２０分から２５分間行われた。両首脳の電話会談は南北首脳会談翌日の先月２８日以来、１１日ぶり。

　青瓦台（大統領府）関係者によると、両首脳は北朝鮮で拘束されていた米国人３人が解放されたことについて意見交換を行った。

　トランプ大統領は「３人とも健康で、今回の解放が今後の米朝会談に肯定的な影響を与えるだろう。文大統領の支援に感謝する」と述べた。

　また、訪朝したポンペオ米国務長官が金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）と「とても生産的な討論を行った」と伝えた。

　文大統領は３人の解放について「人権と人道主義の面で非常に望ましい決定であり、トランプ大統領の決断と指導力のおかげだ」と述べた。

　トランプ大統領は米朝首脳会談の開催場所と時期について「近く発表する」と説明した。

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