Go to Contents Go to Navigation

「情が韓国の魅力」 外国人による韓国語スピーチ大会開催

記事一覧 2018.05.15 19:02

【ソウル聯合ニュース】外国人が韓国語能力を競う「第21回世界外国人韓国語スピーチ大会」が15日午後、韓国・慶熙大ソウルキャンパスで開催された。

世界外国人韓国語スピーチ大会に出場したフランス人学生=15日、ソウル(聯合ニュース)

世界外国人韓国語スピーチ大会に出場したフランス人学生=15日、ソウル(聯合ニュース)

 聯合ニュースと慶熙大国際教育院が共催した同大会には、55カ国・地域の1195人による予選を通過した12カ国・地域の16人が出場し、それぞれのスピーチを披露した。

 今大会のテーマは「世界の中の韓国の立ち位置」と「韓国の隠れた魅力」だ。舞台に立った参加者は、それぞれ異なる視点で韓国の魅力や、韓国に対する率直なアドバイスを語り、言語によるコミュニケーションの喜びを分かち合った。

 多くの参加者は韓国の最大の魅力として、同質感と所属感を与えてくれる「情」を選び、韓国には「私」よりも「私たち」を優先する温かい文化があると称賛した。

 大賞の文化体育観光部長官賞には「私に情緒的な安定感を与える位階秩序」というテーマで発表したフランス人女性が選ばれた。

 審査委員長を務めた慶煕韓国語文化研究センターの金重燮(キム・チュンソプ)センター長は「韓国人と錯覚するほど表現力が優れ、自然に発表したため優劣をつけるのが難しかった。忘れていた私たちの姿を気づかせてくれて審査委員も感動した」とコメントした。

 慶熙大国際教育院のホン・ユンギ院長は開会のあいさつで、「外国人が韓国をどのように考え、どんなところを魅力に思うのか、考えや価値が自分たちとどのように違うのか、聞いて共有する場として大会を用意した」と紹介した。 

 聯合ニュースの趙成富(チョ・ソンブ)社長は大会に寄せたメッセージで「最近韓国は、南北の和解の雰囲気の中で北東アジア、さらに世界の平和のための変化の波をリードしている」とし、「参加者も朝鮮半島の平和を作る歴史の波に力を加え、韓国をさらに情熱的に愛してほしい」と伝えた。

 同大会は、ハングルを制定した朝鮮王朝第4代王、世宗大王の生誕600周年(1997年)を記念して98年に始まった。11カ国・地域の56人が参加した第1回大会から年々規模が大きくなり、2009年には参加者が1000人を突破。これまでの累計参加者数は1万5000人に上る。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。