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韓国民間団体の訪朝計画が頓挫 北朝鮮が態度変え招待状送らず

記事一覧 2018.05.21 14:58

【ソウル聯合ニュース】韓国民間団体「6・15共同宣言実践南側委員会(南側委)」が2000年の6・15南北共同宣言を記念する北朝鮮との共同行事について協議するため、23~26日の日程で訪朝する計画が頓挫した。

6・15共同宣言実践南側委員会は昨年2月に中国・瀋陽で開かれた「6・15民族共同委員会南・北・海外委員長会議」に出席し、北朝鮮側と民間レベルの南北交流を実現させることで合意した(資料写真)=(聯合ニュース)

6・15共同宣言実践南側委員会は昨年2月に中国・瀋陽で開かれた「6・15民族共同委員会南・北・海外委員長会議」に出席し、北朝鮮側と民間レベルの南北交流を実現させることで合意した(資料写真)=(聯合ニュース)

 南側委は21日、「北からの招待状が到着しておらず、現実的に23日に出国するのが難しくなった」と伝えた。北朝鮮を訪問するには、北側から招待状を受け取り、訪朝する7日前に統一部から承認を受けなければならない。

 南側委は共同行事に関する協議について、北朝鮮の6・15共同宣言実践北側委員会から23~26日に平壌で行いたいとのファクスを受けたと明らかにしていた。

 北朝鮮側が態度を変えたのは、16日に予定されていた南北高官級会談を韓米空軍の定例合同演習を理由に突然中止するなど、北朝鮮が韓米への揺さぶりを強めていることと無関係ではないとみられる。

yugiri@yna.co.kr

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