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朝米会談中止 両首脳の直接対話へ「努力続ける」=韓国大統領府 

記事一覧 2018.05.25 17:34

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は25日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、6月12日に予定されていた米朝(朝米)首脳会談の中止を受け、対応措置を議論した。

25日未明に開かれた国家安全保障会議(NSC)緊急会議の様子=25日、ソウル(聯合ニュース)

25日未明に開かれた国家安全保障会議(NSC)緊急会議の様子=25日、ソウル(聯合ニュース)

 尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官によると、この日午後3時から約1時間行われた会議で常任委員らは現在の状況を検討し、朝米首脳間の直接的なコミュニケーションの必要性を確認。このために必要な努力を続けていくことを決めた。

 尹氏は「常任委員は韓国政府が4月27日の(南北首脳会談での)板門店宣言に従って南北関係改善の努力を続けていくことが重要であり、このような努力が朝米関係改善と朝鮮半島の完全な非核化の契機を作るのに寄与するという点で一致した」と述べた。

 これに先立ち文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の首脳会談の中止が発表された直後のこの日未明にNSCを緊急開催し、遺憾の意を表明するとともに「(朝米)首脳間の直接的かつ緊密な対話で解決していくことを期待する」との考えを示した。

ynhrm@yna.co.kr

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