脱北元公使の自叙伝 2週連続1位=韓国書店ランキング
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2018.06.01 08:22
【ソウル聯合ニュース】2016年に脱北して韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使の自叙伝「3階書記室の暗号 太永浩の証言」(原題)が、韓国大手書店の週間ベストセラーランキングで2週連続1位を記録した。
教保文庫が1日に公表した5月23~29日の書籍売り上げ集計によると、「3階書記室の暗号」はベストセラーランキングで総合部門1位だった。前週、出版と同時にベストセラー1位に立っていた。
太氏は北朝鮮の内部事情に詳しく、かつ批判的な態度を取っている。南北関係が新たな局面を迎えた中、その著書に注目が集まっている。読者層の中心は60代以上。30代も南北首脳会談以降、北朝鮮の政治に高い関心を示していると分析された。
また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の自叙伝「文在寅の運命」が就任1年に合わせ限定版で出版され、総合9位にランクインした。30~40代の購入が全体の7割以上を占める。女性の割合が高いことも特徴だ。
mgk1202@yna.co.kr