韓日外相が昼食会 朝鮮半島非核化への連携協議
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2018.06.14 14:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と河野太郎外相は14日、ソウルで昼食会を開き、北朝鮮の完全な非核化や朝鮮半島の平和定着に向けた連携について議論した。
康氏は「(北朝鮮と米国の首脳会談の)成果に基づき、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着のため、韓国や日本、関連国が外交努力を最大限展開していくべき時期」として、「今後も緊密な意思疎通を続けていくことを望む」と述べた。
また、1998年に金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相(いずれも当時)が「韓日共同宣言」を発表してから今年で20周年を迎えることに触れ、「これから数カ月間は朝鮮半島の非核化や平和定着を巡って非常に重要な時期になるが、韓日関係にとっても非常に重要な期間」として、「両国関係で新たな発展動力になる可能性を持つ数カ月がわれわれの前に置かれている」と強調した。
その上で、5月末に発足させた「韓日文化・人的交流タスクフォース(TF)」で議論された結果を踏まえ、日本側と協議していく考えを示した。
河野氏は朝米(米朝)首脳会談に至るまでの文在寅(ムン・ジェイン)大統領と韓国側の努力に敬意を表した上で、北東アジアの平和と安定に向け、韓国側と連携していく意向を示した。
韓国と米国、日本は同日午前、ソウルで3カ国外相会談を開き、朝米会談の後続交渉について議論した。河野氏は同日午後、文大統領を表敬する。
kimchiboxs@yna.co.kr