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韓米演習の中止巡る協議開始 近く発表=韓国高官

記事一覧 2018.06.15 15:21

【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)高官は15日、記者団に対し、8月に予定されている韓米両軍による定例の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)を含む韓米合同軍事演習の一時停止について、「まだ決まったことはないが、韓米間の協議を通じ近く立場を発表する」と述べた。

韓米合同軍事演習(コラージュ)=(聯合ニュース)

韓米合同軍事演習(コラージュ)=(聯合ニュース)

 同高官は「協議はすでに始まっている」と説明。「(北朝鮮が)非核化措置を実現して敵対関係を解消するため、南北と朝米(米朝)の対話が進められる過程では、北に対する軍事的な圧力措置を慎重に検討する必要があるというのが政府の立場」として、「米国もわれわれの立場に同意し、共感を示しており、これに基づいて協議している」と伝えた。

 朝米首脳会談後、トランプ米大統領が韓米演習の中止に言及し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が検討する考えを表明しているなか、両国の国防当局がすぐに協議を開始したことから、演習中止を巡る方針が近く発表されるとみられる。

 同高官は非核化のロードマップ(行程表)に関しては、「南北は非核化の行程表について極めて具体的に協議したことはない」とした上で、「非核化問題は一次的に北と米国が解決する問題だが、(南北首脳会談で署名された)板門店宣言に示された通り、非核化の早期完了という立場を(北に)伝えた」と説明。「トランプ大統領もより大きな韓国の役割を要請した」とし、「韓米と朝米の非核化交渉が早期に行われるよう役割を検討したい」と述べた。

 シンガポールで12日に開催された朝米会談については、「北を国際社会の責任ある一員としてけん引する契機になった。会談前と後の北には相当な差がある」として、「北が自信を持って非核化を推進し、社会を開放する措置を進めることを期待する」と表明した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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