文大統領 プーチン氏と首脳会談へ=21日からロシア国賓訪問
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2018.06.18 18:39
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21~24日にロシアを国賓訪問しプーチン大統領と首脳会談する。韓国青瓦台(大統領府)が18日発表した。
韓国大統領のロシア国賓訪問は1999年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が行って以来、19年ぶり。文大統領は昨年9月、極東ウラジオストクで開かれた東方経済フォーラムへの出席のためロシアを訪問した。
文大統領とプーチン大統領の首脳会談は昨年7月、9月に続き3回目。両首脳は会談後、国賓夕食会に出席する。
文大統領はメドベージェフ首相と会談するほか、ロシア下院で演説する予定だ。
また韓国とロシアの国会議員による親善の会やビジネスフォーラムに出席。同国南部ロストフナドヌーで23日午後6時(日本時間24日午前0時)から行われるサッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグの韓国対メキシコ戦を観戦する計画だ。
国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長は記者会見で「今回の首脳会談は両首脳が重ねた友情と信頼をさらに堅固にし、両国の戦略的協力パートナー関係を未来指向に発展させるための重要な道しるべになるだろう」と話した。
シンガポールで12日に朝米(米朝)首脳会談後が行われており、今回の会談は朝鮮半島の非核化プロセスに対するロシアの支持を得る重要な意味を持つとみられる。
青瓦台高官は記者団に対し、「ロシアは朝鮮半島の非核化問題で相当な貢献をしており、対北制裁でも大きな役割を果たしてきた」とし、「朝鮮半島の非核化、平和定着に向けたロシアの活躍を強く期待している」と話した。
yugiri@yna.co.kr