正恩氏帰国前に北メディアが訪中報道 「前例ない」=韓国統一部
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2018.06.20 11:55
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は20日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の中国訪問について、北朝鮮メディアが金委員長の帰国前に報じたことに対し、「前例がない」と述べた。
北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日午前、金委員長が中国を訪れて習近平国家主席と会談したと報じた。金委員長は19日から1泊2日の日程で訪中した。
白報道官は、金委員長に同行した随行団について、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相、努光鉄(ノ・グァンチョル)人民武力相(国防相に相当)が含まれるなど、規模が拡大されたと伝えた。
金委員長の訪中に対しては「(4月27日の南北首脳会談で署名された)板門店宣言で南と北は朝鮮半島非核化のための国際社会の支持と協力のために積極的に努力していくことで合意した」とし、「(訪中は)そのような国際協力の一環だと考える」と評価した。
ynhrm@yna.co.kr