[韓流]イ・ビョンホン 9年ぶりドラマ出演=7月7日初回放送
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気俳優、イ・ビョンホンが出演する話題のドラマ「ミスター・サンシャイン(原題)」の制作発表会が26日、ソウル市内で行われ、イ・ビョンホン、キム・テリをはじめとする出演者や制作スタッフが出席した。数百人の報道陣が集まり、同ドラマへの関心の高さをうかがわせた。
ケーブルチャンネルtvNで放送される同ドラマは「太陽の末裔 Love Under The Sun」(2016)や「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016~17)などのヒット作を手がけた脚本家、キム・ウンスク氏の新作。
1900年代前半の朝鮮半島が舞台で、イ・ビョンホンは米国の利権のため、朝鮮に駐留した米海軍の将校ユジン・チョイを演じる。
2009年に韓国で放送された「IRIS-アイリス-」以来9年ぶりとなるドラマ出演についてイ・ビョンホンは、脚本をキム・ウンスク氏が、プロデューサーをイ・ウンボク氏が担当するため、出演しない理由がなかったと述べ、制作スタッフに対する信頼の高さを示した。
また「私はテレビドラマで演技者としての生活を始めた。映画への出演を続けてきたが、その間に『オールイン』や『アイリス』などのドラマにも出た。タームは長いが、いつも気持ちをオープンにして次の作品を待っていた」と説明した。
1900年代前半の抗日運動がテーマになっていることについて、「このような関連の素材を扱った作品は多いが、1900年代初期に光を当てたドラマは多くない。最大の急変期だった時期であり、また米国人キャラクターを初めて演じる」とし、「朝鮮の愛国者ではなく、逆に反感が強い人物なのが興味深かった」と語った。
海外での活動が多い俳優として同作品が外国で受け入れられるかについて、イ・ビョンホンは「とても大きい歴史的、政治的なストーリーだが、結局は人と人の感情を重点的に扱っている」とし、「韓国の歴史を知らない門外漢で、情報がない外国人でもこのドラマの話に十分についていけるし、通じることがあるだろう」と自信をみせた。
「ミスター・サンシャイン」は大韓民国臨時政府樹立100周年を1年後に控え放送されることでも注目される。歴史に記されることのなかった人物の抗日運動を確認する機会にもなるものとみられる。
また最終回で20.5%の視聴率を記録した「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」に並ぶヒットとなるかにも注目が集まる。
「ミスター・サンシャイン」は7月7日から、毎週土・日曜の午後9時に放送される。
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