南北連絡事務所 8月の開所目指す=韓国統一部
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2018.08.09 13:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は9日、北朝鮮の開城工業団地に設置される予定の南北共同連絡事務所について、「8月の開所が目標で、支障なく進んでいる」と述べた。
事務所の設置には国連が対北朝鮮制裁の例外として認めるかどうかが影響を与えるとみられる。同当局者は「その問題(制裁の例外認定)については米国などと協議している」とした上で、「具体的に話すのは適切ではない」と述べるにとどめた。
事務所には韓国側の当局者が常駐するため、発電機の稼働のため油類などの供給が必要で、制裁の例外として認められなければ安定的な運営が不可能となる。
ただ、韓国政府の一部では例外として認められない場合も事務所は開所する方向で検討しているようだ。
韓国側は17日の事務所開所を提案したが、北朝鮮側から返答はないとされる。
kimchiboxs@yna.co.kr