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南北連絡事務所の韓国側所長 初めて現地で業務

記事一覧 2018.09.21 17:11

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮南西部の開城工業団地内に開所した南北共同連絡事務所の韓国側所長を務める千海成(チョン・ヘソン)統一部次官は21日、連絡事務所の庁舎で業務を行った。

南北出入事務所を通って開城の南北共同連絡事務所に向かう千海成氏=21日、ソウル(聯合ニュース)

南北出入事務所を通って開城の南北共同連絡事務所に向かう千海成氏=21日、ソウル(聯合ニュース)

 統一部によると、千氏は14日の開所式以来初めて庁舎を訪れ、同事務所の詳細な運営方法や22~26日の秋夕(中秋節、今年は24日)連休中に南北間の24時間非常連絡体制が問題なく稼動するかなどを点検した。

 この日、北朝鮮側所長を務める対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の田鍾秀(チョン・ジョンス)副委員長との会議は行われなかった。

 南北は同事務所の開所に伴い、南北所長が毎週1回定例会議を開くことを決めたが、今週は平壌で開かれた首脳会談で南北高官級の意思疎通が行われたため、所長会議は開かれないという。

 初の所長会議は秋夕の連休後に行われる予定だ。千氏と田氏は開所式当日に会い、今後の運営策の概略を協議した。

ynhrm@yna.co.kr

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