米国務長官と正恩氏側近の会談 「非核化進展に期待」=韓国統一部
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2018.11.06 13:43
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は6日、ポンペオ米国務長官が8日(米東部時間)にニューヨークで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の側近、金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長と会談することに関し、「そのような機会に非核化などにおいて実質的進展があることを期待する」と話した。
同当局者は「われわれは南北関係と非核化、朝米(米朝)関係が好循環で進む中、できることを落ち着いて滞りなく行っていく」と述べた。
ポンペオ氏と金氏は、会談で2回目の朝米首脳会談の日程をはじめ、非核化に対する相応の措置などについて議論する予定だ。
一方、同当局者は、現代グループが18、19の両日に北朝鮮の景勝地、金剛山で同山観光開始20周年記念行事を計画していることについて「北側もそのような行事の進行について対応していると承知している」とし「具体的に訪朝申請が行われれば、関係官庁と協議して措置を行う」と説明した。
また、20周年行事は金剛山観光再開問題とは無関係だとしながら「(再開)条件が整ったとみるのは難しい」と強調した。
このほか、南北が5日に朝鮮半島中部の漢江と臨津江が合流する河口の共同利用を目指し水路調査を開始したことに関し、骨材採取などが対北制裁に抵触する可能性が指摘されていることについては「水路の実態を把握する事業であり、(漢江河口)共同利用の実質的な事業は現在検討していない」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr