韓国　きょうのニュース（１１月１５日）

◇独島の北東で韓日の漁船衝突　韓国当局「船員１３人全員を救助」

　１５日午前９時半すぎ、韓国・独島の北東約３３０キロ沖で韓国の民間漁船と日本の漁船の２隻が衝突した。この事故で韓国の漁船が浸水し、近くにいた民間漁船などが韓国漁船の船員１３人を救助した。

◇居酒屋での客同士のトラブル　ネット上で男女対立の様相に

　１３日未明にソウル市内の居酒屋で発生した男性客と女性客の相互暴行事件がインターネット上で「男性嫌悪」対「女性嫌悪」の対立に拡大する様相を見せている。事件は１３日午前４時ごろソウル市銅雀区の地下鉄７号線の梨水駅から近い居酒屋で起き、男性客３人と女性客２人が互いに暴行を加えた疑いで立件された。警察の容疑者に対する取り調べが始まる前からインターネット上では男性客を一方的に加害者として非難し、同事件を「女性に対する嫌悪犯罪」と規定する世論が形成されている。１５日午前１０時５０分現在、青瓦台（大統領府）のホームページで、同事件で女性客を暴行した男性客を厳しく処罰するよう求める請願に賛同した国民が３０万人を超えた。同掲示板では、３０日以内に２０万人以上が賛同した案件について青瓦台の首席秘書官や関係閣僚が正式に回答することになっている。

◇米政府「在韓米軍への燃料納入で談合」　韓国３社に罰金・賠償命令

　韓国大手企業３社が、在韓米軍に納入する燃料の価格で談合した容疑で米国政府から総額約２億３６００万ドル（約２６８億円）の罰金と賠償金の支払いを命じられた。 米司法省は１４日、ＳＫエナジーとＧＳカルテックス、韓進の３社が在韓米軍への燃料納入価格で談合した容疑について有罪を認め、計８２００万ドルの罰金を納付することに同意したと発表した。賠償金はＳＫエナジーが９０３８万ドル、ＧＳカルテックスが５７５０万ドル、韓進が６１８万ドルの計１億５４０６万ドル。民事賠償金は米国の独占禁止法（反トラスト法）の一つであるクレイトン法に基づくもので、今回の賠償金は関連法の制定以来で最大額とされる。