韓国外交部 英語版に「強制労働」と翻訳=徴用の違法性強調
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2018.11.15 17:12
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は15日、ホームページの韓国語版と英語版に韓国の大法院(最高裁)が新日鉄住金に対し日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者への賠償を命じた判決後に発表した政府の立場を掲載した。
掲載されたのは判決当日の先月30日に「司法の判断を尊重する」としたものと、今月7日に「日本の過激な発言に深い憂慮」を表明した李洛淵(イ・ナクヨン)首相の発表文の2件。
英語版には「非公式訳」と前置きした上で、「強制徴用被害者」を「Victims of Forced Labor」(強制労働の犠牲者)と表記した。
「Forced Labor」は日本による植民地時代の徴用が、国際労働機関(ILO)が禁じる強制労働であることを明確にした表現で、徴用の違法性を強調したことになる。
csi@yna.co.kr